アプローチから

懐かしい匂いがする中庭へとつながるアプローチ 冬の柔らかな光が差し込むギャラリーは閉ざされた圧迫感はなく それでありながらかなり強く構築された展示空間です。コンクリ研ぎ出しのフロアー 古材と土壁で作られた室内はどこまでも清楚です。ウオークマンで静かな宗教音楽を聴きながら読書したら落ち着きそうな空間でした。展覧会中は多くの人にお会いするし 結構意識が覚醒しているから のんびりできないのが残念でした。こうした展覧会の展示は画廊の持ち主の人となりが反映されるのでしょう。閉所がからっきしダメな私には心地よい所でした。そして 私の仕事と相性がとても良い空間と思いました。ありがたいことです。

徳島での個展

徳嶋から帰って来ました。一度も訪ねたことが無く 会場の雰囲気もあまりつかめていなかった中で作品を選び出し展覧会前に余裕を持って発送しました。本当は一度くらい展覧会を訪ねて会場の雰囲気などつかんでいるとよいのですが 何せ四国は遠いと言いながら 手前の淡路島には自転車担いで出かけるのに。今までのこのギャラリーで開催された展覧会の案内状を拝見すると 結構モノが好きな方だなとお見受けしました。そういうギャラリーはきっときれいな展示をしてくれるだろうと 心配はしておりませんでした。徳嶋市街地から8キロほど離れた田園地帯にあるこのギャラリーは古い農家の納屋を現代風な味付けをして改装した心地よい空間でした。今回も自転車を担いで徳嶋入りしましたが これは動くのに大変便利で輪行したとはいえ大きな荷物でしたがとても重宝しました。短い滞在でしたが いろいろな方々に来ていただき 楽しく会話できたことを感謝しております。徳嶋はラテン系の方が多いと見ましたが如何でしょうか?

最近のコンサートから

毎年秋になるとコンサートに出かける回数が多くなります。芸術の秋 音楽の秋ですから当然なのですが 秋に集中するのは時間的にもお財布的にも少々ハードであります。それで この秋印象に残ったコンサートのお話です。11/22 サントリーホールで聴いたマリス ヤンスンス指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団(RCO) マーラー交響曲第3番  マーラーは何度か聴いてきましたが3番は初めてです。RCOとマーラーは作曲された頃から縁があると物の本に書いてありました。何しろ 強烈でした。少年と女性合唱とアルトのソロがつきます。オーケストラのメンバーもステージ上勢揃いです。打楽器なんか5人もいて しっかりお仕事しています。休憩なしの100分に及ぶエネルギッシュな演奏でした。菜っ葉とみそ汁飯食べている日本人では到底表現できないと思われる濃厚な楽想の展開で ヤンスンスはこれを見事にリードしました。このくらい力強くしかも耽美的な繊細さをも兼ね備えたオケを完全に掌握できるのだから 凄いです。やはり世界のトップクラスのオケと人気実力ともに抜きんでた指揮者の演奏は素晴らしいでした。思い出に残る演奏会でした。

淡一

今回の第一回淡路島一周スポニチロングライドは予想外に参加者が集まりました。駐車場の車のナンバーを見るとやはり関西方面が圧倒的に多いようですが関東 北陸 東北 九州と遠方より参加している方々も見受けられます。バイクもロードのほかに通勤に使っているような荷台がついたクロスバイクやマウンテンも他の大会より多く見受けられました。また 買ったばかりのピカピカのロードバイクと新品のジャージとサイクリングシューズで参加して坂道をとぼとぼ自転車押して上がっている方も結構見受けられました。150キロは結構きついですから 大会前のトレーニング 走りこみは必要ですね。いきなり150キロの大会に参加するのは無謀かもしれません。昼頃より雨脚が強くなり路面が滑りやすくなったのと視界が悪くなったため 速度を落として慎重に走りました。予定より遅れたゴールでした。冷えた体を熱々のおでん食べて温めて 記念写真を一枚撮ってもらって会場を昼過ぎに後にしました。

淡一

これまた私のほとんど病気となっている自転車ロングライドのお話です。先日 スポニチ主催淡路島一周150ロングライドに参加してきました。季節外れの台風が前日通過しておかげで前夜祭は中止でしたが 当日はどうにか雨が止んでまずまずのコンデションでしたが予報では午後から雨。スタート地点の淡路夢舞台に5時半頃到着しましたがすでに参加者がスタート準備広場にあふれています。6時よりスタート開始で先頭より30分ほど遅れてスタート 市街地を速度規制で進み郊外に出たところでフリー走行です。補給場は20~30キロに一つありますので食料と飲み物は充分補給できます。スポニチの大会は佐渡でも淡路でもコース案内は完璧でした。安心して初心者でも走れるので他の大会より女性の参加が多いように感じます。ただ落車している人を見かけましたからくれぐれも走行は注意注意で 前半はスピードあげて快調に走りました。これは弱風ながら追い風に押してもらったからであります。小雨が昼前の早くから降り始めたのも予想外でした。そんなわけで他の参加者と交流する余裕はありませんでした。

久しぶりの書き込みです

ごぶさたしていました。ブログが更新されないので心配して連絡をいただいたりしていたのですが 実はウイルスにやられてパソコンがダウンしてしまいました。それは手伝っていただいてどうにかこうにかデーターの復旧ができたのですが OSが新しくなって使い勝手が全く変わってしまい おまけにPCがバイオになってますます混乱して それはそれはスッチャカメッチャカでありました。メールはどうにかこうにか続けていますが自身のホームページはしばらく手をつけられませんでした。このままサボっていてはいけないなーと思いつつ 長谷部さんのチェロ日記の記事を読むたび 再開する気持ちが揺らぎました。先日 友人のジオラマのタムタムを彼の店に訪ね これを再開のきっかけにしようかと 重い重い腰を上げたのであります。これから少し真面目に書きますので 読んでください。

スポニチ佐渡210

一昨年この大会に参加して 昨年は越後妻有アートトリエンナーレの自転車山岳長距離走に参加して3年連続の越後訪問です。何かご縁のある新潟県です。佐渡はトライアスロンで有名になりこの自転車大会も5回目となります。参加者も規模も日本で屈指の大会となりました。私も伊豆半島という温泉と海と山と自然がいっぱいの観光地に住んでます。 こうした企画に協力して雰囲気を盛り上げてくれる佐渡の人々の暖かい心がとても嬉しく、jロードバイクに乗っていてよかったなと感じてしまうのは私1人ではないと思います。修善寺は競輪学校がありますし佐渡と同じくらい道路も整備されていますから 自治体がその気になれば素晴らしいロングライド大会が開催できるだろうし 観光事業の活性化にもなると思うのですが やはり伊豆は都市に近い恵まれすぎた環境ですからこうした新しい試みには消極的みたいです。これからの観光は何もしないでお客を待つ体制から積極性が求められていると思うのですが、、、、、、、。

佐渡一周

一周コースが最長で210キロ そのほか130キロ100キロと短いコースの設定もあります。最近の自転車ブームとスピードより距離を求めるロングライド人気とでこの大会も2月中旬はほぼいっぱいのエントリーでした。それよりも2000人以上の人々がこのロングライドのために佐渡島内に宿を取ります。そのほかJRやJTBのツアーも企画され私がエントリーを迷っている間に佐渡の宿はほぼ満室となってしまいました。たまたまお会いした佐渡汽船の営業の方のご好意で両津港に近い温泉ホテルに3つの家族部屋を紹介いただき何故か私が宿幹事となりました。事務仕事がからっきしダメな性格で自信なかったのですが 多くの方々から問い合わせをいただきほぼ部屋はうまってしまいました。前日と大会当日の宿泊が確保できるなら参加したいという方が何人もおられたということです。さすがに日本を代表するロングライドのイヴェントです。案の定 1人参加者を勘定に入れてなくて冷や汗をかきました。

仕事が一段落して

桃居展が終わり個展前から頼まれていた作品の梱包作業がなどを済ませ 佐渡島に行って来ました。スポニチ佐渡一周210キロロングライド大会に参加するのが目的です。二年前に初めて参加して この大会の素晴らしさに感動して 念願かなっての再度の参加です。今回は大会前日朝のフェリーで新潟港から佐渡両津港に渡り 港近くの観光ホテルにチェックインしました。5月半ばの (ロングライドの大会としてはかなり大規模な催しですが) 関係者の話では2月中旬にはほぼ定員に達していたほど人気あるイベントになっているみたいです。フェリーの乗客は8割以上が自転車乗りでした。デッキの上は輪行袋に入れられた自転車であふれていました。何かわくわくする暫しの船旅です。夜中東京から車で走ってきて眠いのですが二等船室に横になってもなかなか眠れませんでした。

シンプルなたんす

韓国の民宿に泊った経験のある方でしたらご存知だと思いますが あちらの伝統的な民家の部屋には日本の民家のような『押入れ』がありません。それでものを仕舞うには「たんす」を使います。近代から現代のものは装飾がほどこされたものが多いですが 李朝前記から中期にかけて使われたたんすは単純なデザインのものが多いと見受けます。先日 友人のやっている青山の古美術商の店に寄ったとき店の片隅に積み重ねて置かれていた箪笥に眼をうばわれました。私好みのシンプルな意匠がとても気にいってその場で購入を決めました。30分ほど前にやはり私のようにこの箪笥を気にいって熱心に眺め点検していったお客さんがいたそうですが決めかねて 他の店を回ってくると出て行ったそうです。後日 電話で聞いた話では このお客さん私が出て行ったすぐあとに来店してこれを購入するつもりだったのですが タッチの差で売れてしまい地団駄踏んで悔しがったそうです。そんないきさつで我が家に来て 窓辺で花入れを飾る台として使われています。そっけないほどの単純な意匠が美しいと思います。